ローズ(バラ)は、アンチエイジング効果や抗炎症作用がある天然の美容成分です。
ローズが配合された化粧品はたくさんありますが、人工的に作られたバラの香料が配合されている化粧品では、ローズの持つ多くの美肌効果を実感することはできません。

そこで今回は、ローズの持つ美肌効果や女性ホルモンを活性化して女性の美を内側から引き出す効果をすべて実感することができるローズの成分がたっぷり配合されたおすすめのオーガニックコスメ、ローズ配合のオーガニックコスメの選び方、ローズの効果などについて、詳しくご紹介していきます。
ローズの効果を実感できるオーガニックコスメを見つけて、外側からだけではなく内側からも輝く美肌を手に入れましょう!

1.ローズ(バラ)配合のオーガニックコスメブランド7選

ローズ配合のオーガニックコスメブランドで特におすすめなのが、次の7つです。

HANAオーガニック

HANAオーガニックの化粧水や乳液は、濃縮されたブルガリア産のダマスクローズウォーターを主成分として作られています。
ブルガリアで栽培されたダマスクローズは、他の産地のバラに比べて香りが高く、精油成分が豊富に含まれているという特徴があります。

さらに、HANAオーガニックでは水を一切加えずに、ダマスクローズウォーターをベースに化粧水や乳液が作られているため、ローズの効果たっぷり実感することができるものになっています。
ローズウォーターの品質、配合量、安全性などすべてにおいて、最もおすすめできるローズ配合の国産オーガニックコスメです。

テラクオーレ

テラクオーレは、イタリア発祥のオーガニックコスメブランドです。
テラクオーレのエイジングケアシリーズにもダマスクローズウォーターが配合されています。

ダマスクローズウォーターの新陳代謝を促して肌を引き締める効果や保湿効果、ホルモンバランスを整える働きによるエイジングケア効果を実感することができます。

メルヴィータ

メルヴィータは、フランス発祥のオーガニックコスメブランドです。
メルヴィータにもローズウォーターが配合された化粧水や乳液がいくつかあります。

最もローズウォーターの配合量が多いのは、「フラワーウォーター フェースシャワーミスト ローズ」です。

ジュリーク

ジュリークは、南オーストラリア発祥のオーガニックコスメブランドです。
ジュリークにもローズが配合された化粧水や乳液がありますが、主成分として使われているのではなく、バラの香りを楽しめるコスメです。

ブルークレール

白神山地の湧水やダマスクローズウォーターを中心に、セラミドやビタミンCを配合することによって抗シワ試験でも高い効果が立証されている国産のオーガニックコスメです。
オーガニック成分だけでなく、セラミドやビタミンCを一緒に使ってみたいという人におすすめです。

ウェリナ「カレアトナー/カレアセラム」

ウェリナは、ハワイ島沖で採取された海洋深層水とハワイ産のオーガニック植物成分を中心に作られた国産オーガニックコスメブランドです。
ウェリナのコスメのうちローズウォーターが配合されているは、エイジングケアラインの「カレアセラム」と「カレアトナー」です。

この2つは、主成分がブルガリア産の有機栽培ローズウォーターになっています。
すべての肌質の人におすすめできる大人のオーガニックコスメです。

ヴェレダ「ワイルドローズシリーズ」

ヴェレダは、スイス発のオーガニックコスメのパイオニアです。
ヴェレダのコスメには「ワイルドローズシリーズ」があり、ローズヒップ(モスカータバラ種子油)が配合されています。

ローズヒップは、ワイルドローズ(野バラ)から抽出される成分で、ビタミンCや必須脂肪などが豊富ですが、ローズオイルやローズウォーターのような香りによる効果は少ない成分です。
同じローズという名前なので間違いやすい成分ですが、ローズヒップとローズ・ローズウォーターは別の成分です。

スキンケア効果だけでなくローズの効果を内側からも期待したい人には、ローズウォーターが配合されているコスメがおすすめです。

2.効果が高いローズ配合のオーガニックコスメの選ぶ3つのポイント

ローズ配合のオーガニックコスメを選ぶ時には、次の3つが重要なポイントになります。

①ブルガリ産のダマスクローズウォーターが配合されているオーガニックコスメ
ダマスクローズは、モロッコやトルコ、中国、イタリア、イラン、インドなど世界各地で栽培されていますが、ブルガリアのバラの谷で栽培されたダマスクローズから抽出されたローズウォーターが世界最高峰とされています。
ブルガリア産のダマスクローズウォーターが世界最高峰とされているのには、次の2つの理由があります。

・ブルガリアのバラの谷がバラの栽培に適している
ブルガリアのバラの谷は、土壌が弱酸性、地中に水分が多いローム層、バラが咲く季節に降水量が多く日照時間が少ないなどの特徴があります。
バラの花が咲く時期に天気が悪いため、バラの開花時期が長く、揮発性の香り成分が豊富な花が育ちます。

・ブルガリアの国立バラ研究所によって品質の分析がされている
ブルガリアには、「国立バラ研究所」という機関があります。
ここでは、ローズウォーターやローズオイルの成分を細かく分析して、一定の基準をクリアしたものだけに「分析証明書」を発行しています。

優れた気候条件に加えて、高い品質を保つためのこれらの取り組みのおかげで、ブルガリア産のローズウォーターは、世界最高峰と言われているのです。

②主成分がローズウォーターのオーガニックコスメ
ブルガリアの国立バラ研究所で「分析証明書」が発行されるためには、精油の含有量が0.025%以上などの基準があります。
ローズウォーターの効果を確実に実感するには、精油の香り成分の濃度も一定以上にある必要があるからです。

これらのことからも、ローズウォーターが主成分であり、濃度が高いコスメを選んだ方がよりローズウォーターの効果を実感しやすいということがわかります。

③オーガニック比率が高いオーガニックコスメ
ブルガリアのバラの谷で生産されたローズウォーターの中でも、オーガニック栽培されている農場やオーガニックの認証を受けているものを選んでおくと、より高い効果を実感することができます。
というのも、オーガニック栽培された植物成分は、通常栽培された植物成分に比べて活性作用や抗酸化作用が高く、160%以上もの保水力があることがわかっているからです。

3.ローズのもたらすアロマの効果と美肌効果

ローズには、香り成分によるアロマ効果や多くの美肌効果があることがわかっています。

3-1.250以上もの成分で構成されているローズのアロマ効果

ローズの香り成分は、フェニルエチルアルコールやシトロネロールや、ゲラニオールなどの多くの香り成分が混ざり合っています。
その香り成分の数は、250種類以上とも300種類以上とも言われるほど多く、まだ解明されていない成分もあります。

しかし、最近になって香りによる心や体への効果の研究が進んで、バラの香り成分には、脳の活性化作用や女性ホルモンの活性作用、自律神経を整える作用、リラックス作用、肌のバリア機能を高める作用など様々な効果があることがわかってきています。
鳥取大学ではローズの香り成分を吸入する実験を行い、「ローズの香りによって、ストレスが緩和され、皮膚のバリア機能がアップした」という結果を発表しています。

3-2.ローズウォーターの美肌効果

ローズウォーターには、次のような様々な美肌効果を期待することができます。

・肌を柔らかくして弾力を回復させる効果(ネロール、ゲラニオールによる効果)
・毛穴を引き締める収れん作用(ゲラニオールによる効果)
・抗菌作用(モノテルペンアルコール類による効果)
・抗炎症作用、抗酸化作用(リナロールによる効果)
・鎮痛作用(ゲラニオール、リナロールによる効果)

ローズウォーターには、これらのように直接肌にもたらす効果以外にも、香り成分が脳に働きかけることによって、体の内側から美しい肌を作り出す作用もあります。
また、ローズウォーターは、PHが4.2~4.7なので、赤ちゃんから大人まですべての肌質で肌トラブルの改善に活用することができます。

3-3.ローズオイルの効果

ローズオイルは、抽出法によって「ローズオットー」と「ローズアブソリュート」の2種類に分けられます。

ローズオットーは、水蒸気抽出法によって抽出されたオイルで、「シトロネロール」という成分を最も多く含み、抗不安作用や抗菌作用、肌のバリア機能を高める作用などが高いという特徴があります。
ローズアブソリュートは、溶剤抽出法によって抽出されたオイルで、「フェネチルアルコール」という成分を多く含み、香り成分としてはローズオットーよりも強めの香りなのが特徴的です。

どちらも、ローズウォーターと同様に美肌効果が高く、抗不安作用の他にも、抗菌作用や保湿作用、抗アレルギー作用、血流の改善効果、自律神経や女性ホルモンを整えるなど様々効果があります。
一般的に、スキンケアとして効果が高いのはローズオットー、香水などの香りとしての効果が高いのはローズアブソリュートだとされています。

3-4.ローズウォーターとローズオイルの違い

「水蒸気蒸溜法」によって摘みたてのバラを蒸すことによってできる蒸留水がローズウォーター、この時にできるオイルがローズオイルです。
この方法は溶剤抽出法とは違って、水とバラだけを使うため、安全性も高く、ローズの精油成分が濃縮されたローズウォーターが完成します。

こうして作られるローズウォーターの4分の3を占める主成分は、「フェニルエチルアルコール」です。
この成分は水に溶けやすい性質があるため、ほとんどがオイルではなく、ローズウォーターの方に溶け込んでいます。

このようにローズウォーターは、鎮静作用や抗不安作用が高いフェニルエチルアルコールがたっぷり溶け込んでいることやそのまま化粧水として使っても美肌効果が高いことから、美肌水としても使われています。

4.まとめ

オーガニックコスメにも、ローズの成分が単に香料として配合されている程度のものもあれば、主成分として濃縮されたものが配合されているものあります。
ローズウォーターの効果を実感するためには、濃縮されたものが主成分として配合されていることが必要です。

せっかくローズが配合されたオーガニックコスメを使うなら、ローズウォーターが主成分として配合されているコスメを選んで、ローズの効果をたっぷり実感してくださいね!