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進化を続けているオーガニックコスメの中には、セラミドやプラセンタが配合されているものも登場しています。
セラミドやプラセンタは高い保湿力を誇る成分で、肌を乾燥から守ってくれる効果が期待できます。

そこで今回は、
・セラミド・プラセンタが配合されているオーガニックコスメブランド5選
・セラミド・プラセンタの種類と効果
・オーガニックコスメでセラミドやプラセンタを増やす2つの方法
などについて、詳しくご紹介していきます。

1.セラミド・プラセンタが配合されているオーガニックコスメブランド5選

植物から抽出することもできるセラミドやプラセンタは、オーガニックコスメにも配合されている成分です。
セラミドやプラセンタが配合されているオーガニックコスメブランドでは、次の5つがおすすめです。

1-1.セラミドが配合されているオーガニックコスメ

セラミドが配合されているオーガニックコスメの中でおすすめなのは、次の3つです。

【HANAオーガニック「アーユスオイル」】
アーユスオイルには、「セラミドNP(セラミド3)」が配合されています。
セラミドNPは酵母由来の成分で、人間の肌に存在しているヒト型セラミドと呼ばれるセラミドの一つです。

肌の水分保持力を高めて、肌のバリア機能を強くするなどの効果があります。
ローズプラセンタの効果を実感できる化粧水・乳液とのライン使いをすれば、セラミドとプラセンタの相乗効果を期待することができます。

【ブルークレール「ローズエステリッチローション」】
ローズエステリッチローションには、スフィンゴ糖脂質と呼ばれる発酵セラミドとセラミド3の2種類のセラミドと植物性プラセンタが配合されています。
セラミドもプラセンタもすべて天然由来成分なので安全性が高く、安心して使うことができます。
また、ブルークレールでは、化粧水以外にも化粧水、UV、保湿クリーム、石鹸、オイルなど計9商品にこれらのセラミド成分が配合されています。

【スウィーツソーパー「セラミド美容液」】
セラミド美容液には、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6Ⅱが配合されています。
セラミドは、大豆の種子から抽出された植物性のセラミドで、安全性が高いのが特徴です。
また、合成界面活性剤やパラベン、フェノキシエタノールも配合されていないため、安心して使うことができます。

1-2.プラセンタが配合されているオーガニックコスメ

プラセンタが配合されているオーガニックコスメでおすすめなのは、次の2つです。

【ウェリナ「カレアセラム」】
カレア濃厚セラムには、メロン胎座抽出の植物性プラセンタが配合されています。
植物由来のプラセンタが高配合されているだけでなく、それ以外の成分も100%植物由来成分なので安全性高く、安心して使うことができます。

【ブルークレール「リペアモイストWエッセンス」】
リペアモイストWエッセンスには、2種類のプラセンタが配合されています。
プラセンタの種類は、植物性プラセンタと呼ばれるアケビエキスと豚プラセンタのエキスです。
動物由来の成分は絶対に避けたいという人以外にはおすすめです。

2.セラミド・プラセンタの種類と効果

セラミドやプラセンタは、動物性や植物性、合成など様々な種類があり、種類によっても効果が違ってきます。

2-1.セラミドの種類と効果

セラミドには、「天然セラミド」「ヒト型セラミド」「植物性セラミド」「合成セラミド」の4種類があります。

天然セラミド…馬などの動物から抽出されたセラミド
ヒト型セラミド…酵母を培養して生成されたセラミド
植物性セラミド…米ぬか油や小麦胚芽油などの植物から抽出されたセラミド
合成セラミド…石油原料から合成されたセラミド(疑似セラミド)

合成でなく、植物由来のオーガニック原料を使用していれば、ヒト型セラミドや植物性セラミドを配合していてもオーガニックコスメと言えるのです。

セラミドの中でもヒト型セラミドは、人間の肌に存在するセラミドと構造がほとんど同じであるため、肌の刺激になりにくく保湿力も高いとして多くの化粧品に配合されています。
ヒト型セラミドにはセラミド1~6、6Ⅱ、7・・・などのような種類があり、それぞれに次のような効果があります。

セラミド1…バリア機能を高めて、外部刺激から肌を守る
セラミド2…肌のセラミドの約2割がセラミド2で、保湿効果が高い
セラミド3…セラミド2と同様に保湿力が高く、シワの軽減効果がある
セラミド4・セラミド5…バリア機能を高めて維持する働き
セラミド6・セラミド6Ⅱ…水分を保持しつつターンオーバーを促進する働き、シワの軽減効果
セラミド7…肌を整える

2-2.プラセンタの種類と効果

プラセンタには、「動物性プラセンタ」「海洋性プラセンタ」「植物性プラセンタ」の3種類があります。
名前からだいたい想像することができますが、その違いは次のようになっています。

動物性プラセンタ…豚や馬などから抽出されたプラセンタ
海洋性プラセンタ…鮭の卵から抽出されたプラセンタ
植物性プラセンタ…バラやアロエなどから抽出されたプラセンタ

プラセンタは本来、動物の胎盤を指しますが、植物には胎盤がありません。
そのため植物性のプラセンタは、植物の胎盤の代わりになる部分である「胎座」から抽出されます。

この「胎座」は、植物の生殖機能に関わる重要な部分になるため、成長に必要な栄養がたっぷり含まれている部分になります。
特にローズプラセンタには、細胞の新陳代謝を活発にしたり、成長因子を増加させる効果があるとされています。

これらのプラセンタのうち、植物性プラセンタが配合されているものであれば、オーガニックコスメと言えるのです。
プラセンタの肌への効果には、新陳代謝の促進作用、活性酸素を減らす作用などによる、シミやシワの軽減効果やキメを整える効果、ニキビへの効果などを期待することができます。

2-3.植物由来のセラミド・プラセンタは安全性が高い

BSE問題以来、動物のプラセンタには感染症や残留ホルモンなどのリスクが心配されています。
その中で、最も安全性が高いとして注目されているのが植物性プラセンタです。
免疫反応などの心配もないため、安全面を重視したい化粧品として利用する場合には、植物性プラセンタが一番おすすめなのです。

3.オーガニックコスメでセラミドやプラセンタを増やす2つの方法

オーガニックコスメなら、肌のセラミドやプラセンタをさらに増やす効果が期待できます。
そこで、セラミド・プラセンタを増やす作用のあるオーガニックコスメの成分・選び方についてご紹介します。

3-1.抗炎症作用の効果でセラミドを増やす!

セラミドとは、肌表面の角質層の細胞と細胞の間に存在している脂質です。
細胞をレンガのブロックとすると、セラミドはレンガとレンガをつなぎとめるセメントのようなものです。
そしてもう一つ、セラミドと並んでお肌の潤いに欠かせないのが、NMF(天然保湿因子)です。

「NMF」という天然保湿因子については、資生堂、相模女子大学、北里大学、東京医科大学の共同研究で、「BH」と呼ばれる酵素が働くことによって、生成されることが解明されました。

BHが低下する原因は、「肌内部の炎症」や「加齢」です。
つまり、肌内部の炎症を止めることで、分解酵素(BH)が活性化し始めると、天然保湿因子(NMF)やセラミドが増加して潤いのある肌になれるというわけです。

肌内部の炎症を止めることができるのが、オーガニックコスメにも多く配合されている「抗炎症成分」です。
オーガニックコスメに配合されている抗炎症成分は、天然100%の肌に刺激になりにくい成分なので、肌に刺激を与えることなく炎症を鎮静化することができるのです。

抗炎症作用が高い植物成分には、ローズ水、ローズマリーエキス、ビルベリーエキス、月桃エキス、甘草エキス、カモミールエキスなどがあります。
これらの成分が配合されたオーガニックコスメを活用することで、「肌内部の炎症を改善→BHが活性化→セラミド・NMFが増加、肌の内側で潤いを作り出す」という流れで、潤いのあるお肌が完成するのです。

3-2.ローズ水のローズプラセンタ効果

植物性のプラセンタは、動物の胎盤にあたる「胎座」から抽出されます。
ローズプラセンタは、ローズの「胎座」から抽出されたプラセンタで、成長因子を含んでいて、成長因子(EGF)の増加作用、抗酸化作用、新陳代謝促進作用など、多くの美肌効果があります。

つまり、ローズ水がベースになっているオーガニックコスメを活用すると、ローズプラセンタの効果を実感することができるのです。
ローズプラセンタは植物性なので安全性も高く、敏感肌や乾燥肌の人でも安心して使えるのもおすすめポイントの一つです。

4.まとめ

このように、肌に合ったオーガニックコスメを上手に活用すると、セラミドやプラセンタを増やすことができます。

まずは、トライアルセットを活用して自分のお肌に合ったオーガニックコスメを見つけてくださいね。