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オーガニック先進国の海外には、日本よりも有名なオーガニックコスメブランドも多数存在しています。たくさんあり過ぎて、有名な海外ブランドを選ぶべきか、国産ブランドを選ぶべきかで、迷っている人も多いようです。
そこで今回は、
・国産オーガニックコスメがおすすめな理由
・信頼できる国産オーガニックコスメを選ぶ3つのコツ
・産地が公開されている国産オーガニックコスメ12選
などについて、詳しくご説明していきます。
1.オーガニックコスメは国産がおすすめな理由
次の4つの理由からも、オーガニックコスメは国産がおすすめです。
・日本人の肌質に合わせた処方になっている
・国内で製造・保管されているから品質面でも安心
・海外製品と同じ価格帯なら送料分で質の良いコスメが買える
・トライアルセットが充実している
詳しい理由は、以下の通りです。
1-1.国産ならではの日本人の肌質に合わせた処方
ヨーロッパと日本では、気候や肌質が違うため、コスメに求めるテクスチャーや効果も違ってきます。
例えば、ヨーロッパやアメリカでは、日本ほど化粧水が使われず、乾燥しがちな環境から肌を守ることができるクリーム系のコスメがよく使われるという傾向があります。
国によって気候が違ったり、人種によって肌質が違ったりするため、肌悩みにも違いがあって当然です。
国産のコスメは、日本人の肌質や日本人特有の肌悩みに合わせた処方で作られています。
特に、精油の香りによって体の内側から働きかける効果が高いオーガニックコスメは、香りの調合なども重要になってきます。
このように繊細な処方のオーガニックコスメだからこそ、日本人の肌質に合った処方の国産コスメがおすすめなのです。
1-2.国内で製造・保管されているから安心の品質
オーガニックコスメは、合成の防腐剤を使わずに、自然由来の成分を使って防腐効果を高めています。
そのため、合成の防腐剤よりも使用期限が短く、品質管理には細心の注意が必要になってきます。
海外のコスメを輸入する場合、どうしても製造から輸送までに時間がかかってしまうことや輸送中の保管状況がわからないなどの心配が出てきます。
国産オーガニックコスメは、日本で製造し保管されるため、保管中や輸送中に劣化するなどの心配が少ないという意味でも安心です。
1-3.同じ価格帯なら送料分で質の良いコスメが買える!
海外のオーガニックコスメを利用する場合、送料などのコストが上乗せされるため、日本で購入すると現地の数倍の価格になってしまうことがあります。
つまり、日本でオーガニックコスメを買う時に同じ価格帯で選ぶなら、国産のオーガニックコスメの方が送料がかからない分、質が良いものが手に入るというわけです。
ネームバリューや値段だけで判断せず、質の良い国産コスメを選ぶのがオーガニックコスメ選びのコツのひとつです。
1-4.トライアルセットが充実しているから肌に合うかを試してみやすい
オーガニックコスメは、植物由来成分をはじめとする天然由来成分がベースになっているコスメです。
食品でもアレルギー反応が起きる場合があるのと同じように、オーガニックコスメでもアレルギーがあれば、かゆみや赤みが出る場合があります。
特にアレルギーに関しては試してみなければわからないので、トライアルセットが充実している国産オーガニックコスメなら安心して試してみることができます。
また、国産オーガニックブランドなら実店舗にも行きやすく、香りなどをチェックしてみやすいというのもうれしいですね。
2.信頼できる国産オーガニックコスメを選ぶ3つのコツ
国産のオーガニックコスメの中から信頼できるブランドを選ぶポイントは、次の3つです。
①オーガニック認証マークをチェックしよう
日本では、オーガニックコスメの国の基準というものが制定されていないこともあり、まだまだ発展途中の段階です。
そこで日本のオーガニックコスメの中には、海外のオーガニックの認証機関の認証を受けているブランドも存在しています。
ところが、海外のオーガニック認証機関でもその基準は統一されておらず、石油系合成成分の使用を一部認めている団体もあるのが現状です。
これらのことからも、認証マークはあくまで目安として、自分の目で成分をチェックすることが大切だということがわかります。
②ブランド独自の基準をチェックしよう
オーガニックの認証マークよりもさらに重要なのが、各ブランドが独自に定めている基準です。
というのも、オーガニックコスメブランドの中には、より品質が高く、コスパに優れたコスメを開発するために、あえてオーガニック認証を受けていないブランドもあるからです。
このような「あえてオーガニック認証を受けない選択をしているブランド」では、ブランド独自で国際的な認証団体よりもさらに厳しい基準を設けています。
つまり、認証を受けていなくても、信頼できるブランドがあるということなのです。
③原材料の産地や抽出法が公開されているとさらに安心!
原材料の産地を公開しているかどうかもオーガニックコスメ選びには、重要なポイントになります。
オーガニックコスメに使われる植物は、同じ種類でも産地や栽培された環境によって、美肌効果に数倍の差が出ることがわかっているからです。
また、どんな方法で育てられた植物なのか、どんな抽出方法で抽出されたのかも、オーガニックコスメを選ぶ時にはチェックしておきたいことです。
抽出する時に、BGやPGなどの有機溶剤を使用していたりすると、製品自体に石油系合成成分が使われていなくても、原料に残った石油系の成分によって肌荒れが起きる心配があるからです。
以上のことからも、オーガニックコスメを選ぶ時は、原材料だけでなく、産地や製造方法、製造過程までが公開されているオーガニックコスメを選ぶのがおすすめです。
3.産地が公開されている国産オーガニックコスメ12選
国産のオーガニックコスメでも、全成分の産地を公開しているブランドもあれば、一部だけを公開しているブランド、産地公開をしていないブランドがあります。
オーガニックコスメは、産地や栽培された環境で効果に違いが出るため、できるだけ成分が公開されていると安心です。
3-1.全成分の産地公開!信頼できるおすすめの国産オーガニックコスメ4選
人気のある国産オーガニックコスメのブランドを調査したところ、全成分の産地が公開されているのは、次の4つでした。
【HANAオーガニック】
HANAオーガニックは、防腐剤も含めて石油由来成分を使わずに作られた天然由来成分100%の国産オーガニックコスメです。
全成分が公開されているだけでなく、全成分の産地も公開されています。
化粧水、乳液の主成分として使われているローズウォーターは、最高峰ブルガリア産の朝摘みローズが使用されています。
濃縮ローズウォーターだから、通常のローズウォーターの4~6倍の美肌効果が実感できるおすすめ度NO.1の国産オーガニックブランドです。
【琉白】
琉球時代から和漢や防腐剤として使われてきた抗酸化力の高さで知られる沖縄の月桃葉水、沖縄の海洋深層水をベースに作られている国産オーガニックコスメです。
全成分とその産地がすべて公開されています。
ベースとなる月桃葉水、海洋深層水の他にも海ブドウ、月桃根など沖縄県産の原料がたくさん使われています。
月桃葉水を使って作られた化粧水とシークワーサーを使って作られた2種類のラインを肌悩みに合わせて使い分けることができます。
【アムリターラ】
九州の自社農園をはじめとするオーガニック原料を使って作られている国産オーガニックコスメです。
3種類の化粧水はそれぞれ「愛媛県産の甘夏の蒸留水」「フィンランド産の白樺樹液」「ブルガリア産のローズ水」がベースになっています。
コスメだけでなく、オーガニック食品でも有名なブランドです。
成分はすべて効果されていて、原産国に関してもほぼすべて公開されているので安心です。
【ドゥオーガニック】
日本人に馴染みのある「玄米」や「黒大豆」などの穀物が原料になっている国産オーガニックコスメです。
ブルガリア産のダマスクバラ花水の香りによるアロマ効果も期待できます。
全成分が公開されていて、植物由来成分についてはすべて原産国まで公開されています。
3-2.一部の成分の産地が公開されている国産オーガニックコスメ
一部の成分の産地が公開されている国産オーガニックコスメのブランドと各ブランドの特徴をまとめておいたので、参考にしてくださいね。
【ウェリナ】
ミネラルを豊富に含むハワイアン海洋深層水をベースに作られている国産オーガニックコスメです。
主な成分は、海外でオーガニック認証を受けた成分が多く、産地の表示もされていますが、果実のエキスなどの産地は公開されていません。
赤ちゃんに使える低刺激なラインも用意されています。
【オラクル】
主に北海道旭川の自社農園で栽培された有機JAS認証取得の原料で作られている国産オーガニックコスメです。
自社農園で栽培されている原料がどれなのか、その他の原料の産地は公開されていません。
【ブルークレール】
白神山地の湧水、天然植物成分がベースになっている国産オーガニックコスメです。
オーガニック成分については、オーガニック認証取得した原料が使用されていて、産地や抽出法まで細かく公開されています。
オーガニックコスメには珍しく、トウモロコシ由来のビタミンC誘導体が配合されています。
これらの一部成分についての産地が公開されていません。
【ベビーブーバ】
敏感な赤ちゃんのお肌をケアするために作られた国産オーガニックコスメです。
こだわりのオーガニック成分に関しては原産国が公開されていますが、それ以外の成分については産地の公開はされていません。
【チャント ア チャーム】
山梨県の自社農場で無農薬栽培されたハーブを中心に作られた国産オーガニックコスメです。
自社農場で栽培されたハーブ、天然水以外の産地は公開されていません。
肌悩みに合わせて使い分けることができる敏感肌用、かさつき肌用、ニキビ肌用の3つのラインがあります。
【華密恋】
有機JAS認定の自社農園で農薬を使わずに有機肥料だけで育てられた国産カモミールを原料になっている国産オーガニックコスメです。
カモミール以外の原料の産地は公開されていません。
長野県北安曇郡にある有機JAS認定のカモミール自社農園と併設で、宿泊できる「八寿恵荘」や日帰り入浴ができる「華密恋の湯」も準備されていて、農場や工場はすべて公開されています。
【ネオナチュラル】
富山産のヘチマ水、オーストラリア産ローズ水、沖縄の月桃水などをベースにした国産オーガニックコスメです。
防腐剤や溶剤、水を一切使用せずに作られているヒーリングローションは、自然の成分が高濃度で配合されています。
ほとんどの原料の産地が公開されています。
【エムアイエムシー】
富山県のミネラル豊富な温泉水をベースに作られた国産オーガニックコスメです。
一部成分のみ産地が公開されています。
4.まとめ
たくさんあるオーガニックコスメの中でも日本人の肌に最も合いやすいのが、国産のオーガニックコスメです。
そんな国産オーガニックコスメの中でも特におすすめなのが、全成分の産地や製造方法などがすべて公開されているオーガニックコスメです。
国産オーガニックコスメには、たくさんのトライアルセットが準備されています。
まずは、トライアルセットを活用して、自分に合ったオーガニックコスメブランドを見つけてくださいね。